【公文式】2歳で学習できる?公文式のメリット・デメリットも紹介!

公文式

わが子の可能性をできるだけ伸ばしたい!と思うのが、親心ですよね。

また、「〇〇ちゃんは3歳で絵本を読める」「△△ちゃんは4歳で100まで書ける」など他のお子さんのことも気になりがち…子どもの発達は一人ひとり違うとわかっていながらも、つい自分の子と比べてしまいます。

言葉をおぼえ始めたわが子に何か学習を始めようと思われたら検討してほしいのが公文式です。

子ども一人ひとりの能力に合わせて学習していけるのが個人別学習の公文式

この記事では、

  • 公文式は2歳で学習できる?
  • 公文式のデメリット
  • 公文式のメリット
  • 公文式、教室選びのポイント

について公文式の教室運営に携わったことがある筆者がお伝えします。

お子さんの能力を伸ばしたいと思っているけど、2歳で教室学習できるのか不安に思っておられるお母さん、お父さんはぜひ読んでくださいね。

公文式は2歳で学習できる?

結論から言うと、公文式は2歳で学習できます

ただし、教室によって受け入れ年齢を決めている教室もあるので、確認が必要です。

幼児の場合、最初の2・3回は付き添いが必要ですが、その後は基本的に付き添いは必要ありません(個人差があります)。先生やスタッフがお子さんの学習を見守ってくれます。

ひらがな、数字が読めなくても大丈夫

教材やカードなどを使い、まねして言うことからはじめます。

学習しながら、できることを増やしていくんです!

公文式の教材はスモールステップ(少しずつ難易度を上げて習得できる)になっており、できないところはくり返し学習することでできるようにしていきます。

1回の学習時間ははじめは1教科15分程度から徐々に長くなっていきます。

終わりまで座って学習できるか心配されるかもしれませんが、先生やスタッフが付くのでほとんどのお子さんは大丈夫です。

公文式のデメリット

個人別学習で能力を引き出す公文式ですが、学習を続けていくうえで大変だなと思うこともあります。公文式のデメリット書いてみます。

  • 親の関わりが必要
  • 宿題がある
  • くり返し学習
  • 勉強嫌いになる可能性がある

親の関わりが必要

お子さまが小さい間は、宿題に親の関わりが必要です。一緒に教材を読んだり、書いたり見守ることが必要です。

お仕事されていたり下のご兄弟がおられると親の関わりが大変だと感じることがあるかもしれません。

宿題がある

公文式=宿題が多いというイメージありますよね。

公文式は創始者の公文公(くもん とおる)が「わが子が高校数学で困らないようにするには、家庭で何をしておけばよいか」と自分の子の将来を見据えた思いから始まりました。

家庭学習を大切にしており、「家庭での学習習慣をつける」ことが公文式の目的の一つでもあります。

毎日の宿題は大変ですが、宿題があるから学年を超えた学習ができるようになるんです。

小さなお子さまは気分の波があるので、できるとき(機嫌がいいとき)に済ませたり、各家庭での工夫が必要になります。

2歳児の学習には親の根気も必要。くもんの宿題は親の義務みたいなところがあります( ;∀;)

くり返し学習

できないところはくり返しながら学習を進めていくのですが、くり返しが多く感じることもあります。

そんなときは、先生にどうしてくり返しているのか聞いてみましょう、先生は意図があって繰り返しているはずです。

改善するポイントがわかればそこに注力し効率よく学習できますね。

勉強嫌いになる可能性がある

教室と自宅とでうまく連携していかないと、勉強好きどころか勉強嫌いになってしまう可能性があります。

私の友人でも、幼児から公文式を学習し始め、自宅での宿題を子どもに強制しすぎて子どもが勉強嫌いになった人がいます。

せっかく早めに学習をスタートしているのに、勉強嫌いになられては元も子もないですよね。

公文式のメリットは?

公文式のメリットをお伝えします。

  • 子どもができるところからスタート
  • 週2回の通室でペースがつくりやすい
  • 「読み・書き・計算」小学生になってから自信になる
  • 年齢に関係なく先に進める
  • 先生の存在がある

子どもができるところからスタートできる

ひらがな、数字が読めなくても学習をスタートできます。

カードやすうじ盤をつかって、遊びの延長からスタートできます。

また、ズンズン教材では、鉛筆の持ち方、動かし方を練習し書く力も集中力もついていきますよ。

子どもの成長が目に見えると、親としてはうれしいですし通わせがいがありますね。

週2回の通室でペースが作りやすい

教室に週2回通い他のお友達の様子をみることで、お子さん自身が刺激を受けますし、親にも刺激になります。

また、ほとんどの教室では入室時間が決まっておらず、教室が開いている時間何時に入ってもいいので、都合に合わせて通いやすいという点もあります。

現在はオンラインでも学習できる教室があるので、週1回は教室、もう1回はオンラインでという学習の仕方もあります。これには教室への確認が必要です。

「読み、書き、計算」小学生になってから自信になる

読み、書き、計算でできることがふえてくると自信につながり、自己肯定感がアップします。

学校の宿題も早く終わらせることができ、親も助かります。

年齢に関係なく先にすすめる

公文式は年齢に関係なく先を学習できる無学年学習方式です。

例えば幼児でも小学、中学、高校の内容が学習できます。

3歳児が小学生の内容を学習するなど3学年以上を学習するようになると記念オブジェがもらえ自信につながります。オブジェが欲しいためにがんばる子もいます。

先生の存在がある

先生は子どものできたことをほめ認めてくれます。

先生は教材の研究や月に1.2回の研修、その他自主的に勉強会に参加している方もおり指導方法について常に知識をアップデートしています。

いつも生徒のことを考えその日の教室に向けて準備しています。

親にとっても幼稚園・保育園の先生以外で子育ての悩みなど相談できる頼もしい存在です。

公文式、教室選びのポイントは?

それぞれのご家庭で何を重視するかによって教室の選び方は違ってきますよね。

公文式はフランチャイズなので、教室によって雰囲気が違いますし、先生の性格もあるので、教室見学(いつでも可)や体験学習(2月、5月、7.8月、11月)に参加して話を聞いてみることをオススメします。

教室見学や体験学習の際に見てほしいポイントをお伝えしますね。

通いやすさ

週に2回、幼児を連れて教室へ通うのはなかなか大変です。ご自宅から近いに越したことはないですよね。

教室の雰囲気

・静かで集中できる教室か。
お子さんが通う時間帯に教室見学してみて、先生やスタッフの対応の仕方、他のお子さんの様子などをみてみましょう。
・教室の掲示物はきれいか。
掲示物は最新のものになっているか、教室内は整頓されているかチェックです。
・高進度(3学年以上を学習している子)が多いか。
公文式の教材は算数・数学、国語はA教材が小学1年生、B教材が小学2年生…となっています。英語はG教材が中学1年の内容です。小さなお子さんでD教材、E教材以上を学習していると3学年以上を学習していることになります。他のお子さんの学習内容をみてみてください。

他の子どもの様子

・入退室時ちゃんとあいさつしているか。
・寝ている子、鉛筆が止まっている子はいないか。

先生の様子

幼児担当のスタッフはいるか
幼児担当のスタッフがいると、丁寧に対応してもらえます。
・生徒全体に目を配っているか。
・先生は忙しすぎないか。
先生が子どもの対応に忙しくて、親が話しかけづらいという教室もあります。先生が余裕を持って対応しているかもチェックポイントです。

先生との相性

・子どもと先生との相性。
・親と先生の相性。

「幼児タイム」として小さなお子さんだけの学習時間を設けている教室もあるのでチェックしてみてくださいね。

また、インスタグラムなどSNSで教室の情報を発信している先生もいるので、この点も要チェックです!

教室見学、体験学習はできれば2つか3つの教室へ行ってみるのがオススメですよ。

また、実際にお子さんが通われる時間帯に教室に行って様子を見ることもオススメします。

2歳で学習できる?公文式のメリット・デメリットも紹介、まとめ

公文式は2歳で学習できること、公文式のメリット・デメリットについてお伝えしてきました。

2歳になると、クレヨンや鉛筆が使えるようになり言葉も増えてくるので学習の始めどきです。

公文式教室で子どもたちをみていると本当に子どもの能力は無限であることを感じます。

子どもの能力を伸ばすなら早いに越したことはありません。

さまざまな学習法がありますが、ぜひ「公文式」も検討の中に入れてみてくださいね。